詰将棋とは

詰将棋は必至の状態から詰みの状態までの問題です。必死とは相手がどう受けても次に詰みとなる、受けのない詰めのことをいいます。詰将棋のルールは指し将棋のルールが適用されるようになっています。打ち歩詰め、二歩打ちの禁止。行き場所のない駒は打てません。千日手は、攻方の負けになります。玉方は、最長手順になるように逃げるようにします。攻方は、王手の連続して最短手順で詰める。持駒は全て使う必要があり、王様が逃げる場合も、駒を全部使わせるように逃げる。途中で得た駒を使えます。玉方は、王様を除く残りの駒全部を、合い駒として使えます。但し無駄な合駒できない。駒が余る場合は2手手数が長くなっても攻め方に駒が余らないように逃げるのが正解とする。
詰将棋が人気なのは対戦相手がいなくても自分ひとりでゲームができるということなのです。詰将棋の問題集、将棋盤と駒、パソコンができる環境あれば詰将棋が楽しめるということが魅力の一つといえるでしょう。

携帯ゲーム機でも人気

詰将棋はお年寄りの趣味というイメージがあるかもしれませんが、最近は小さい子供からお年寄りまで幅広く支持されています。DS、PSPなどの携帯ゲーム機で詰将棋が遊べるので若い世代が詰将棋が親しんでいる理由でしょう。携帯ゲーム機のDSからは「誰でもカンタン!渡辺明の詰将棋」は将棋を知らない人でも、上級者でも気軽に遊べる詰め将棋ゲームです。駒の動かし方から説明する「将棋入門」、詰め将棋のルールや基本的なテクニックを解説する「詰め将棋入門」、囲い崩し、端攻め、受けなど、将棋の手筋をテーマ別に紹介する「手筋入門」などを搭載。携帯ゲーム機のPSPからは、「一生遊べる 東大将棋詰将棋道場」はサンケイスポーツでの詰将棋道場を10年以上も連載している勝浦修九段と人気女流棋士の千葉涼子女流王将の協力により実現したソフトです。 5問単位で正解数と回答時間を競う『タイムトライアル』。・東大将棋に詰将棋を作らせる/挑戦する、さらに作った詰将棋を東大将棋に解かせるモードも搭載。初心者に嬉しい『入門講座』や歴史に残る名作詰将棋の鑑賞もあり、初心者から実力者まで十分楽しむことができる機能が満載です! 。

フリーソフトの紹介

ネット上で将棋のフリーソフトも発表されていて人気になっています。Bonanzaというフリーソフトは,2004 年頃から作者が趣味で作り始めたコンピュータ将棋プログラムなんです。2006年の世界コンピュータ将棋選手権で初出場で優勝という快挙を達成してます。Bonanza はコンピュータ将棋プログラムで本将棋を指すことができます。 Bonanza Version 1.0 が持つ将棋倶楽部 24 でのレートは約 2400 です(Pentium4 2GHz,1手 18秒)。そして2007年3月に、渡辺竜王に平手で挑戦したことが話題になりました。惜しくも112手の熱戦の末一手違いで竜王の勝ちとなりましたが、コンピュータの思考能力が飛躍的向上していることを表しています。インターネットにはホームページやブログで詰将棋の手順を鑑賞させるフリーソフトや詰将棋のフリーソフト、対戦形式のフリーソフトも発表されています。「詰将棋盤」は、コンピュータとの対戦形式で短手数の詰将棋を解くJavaアプレットは思考は遅いですが面白いです。

Copyright © 2008 詰将棋のフリーソフト